Gentoo Linux( 日本語 ) を使ってて調べたことのメモ。単に忘れないためのメモ。Gentoo と言うか、Linux を使った際に調べた事のメモ。脳内メモリーが足りないだけなんで、いわゆる『脳内アーカイブス』です。
これを覚えないことには、Gentoo を使って行くのは困難。 GUI なメンテナンスツールもありますけどね。 emerge, equery を覚えておけばいいようです。 インストールが済んでいる時点で、ある程度は分かったと思いますが、まずは man emerge しましょう。
$ emerge sync ( Portage ツリーの更新 ) $ emerge hoge ( hoge のインストール(依存するものも勝手に入る) ) $ emerge -a hoge ( hoge のインストール(確認つき) ) $ emerge unmerge hoge ( hoge の(依存関係を無視して)アンインストール )
epm も管理に役立ちます。rpm と同じような感じで使えます。 epm は独立したパッケージなので、入ってなければインストールします。
$ emerge epm
使ってみます。実際には出力を less 等で拾う方良いでしょう。
$ epm -ql hoge ( hoge でインストールされたファイルを見る) $ epm -qa ( 現在インストールされてるもの一覧 )
詳細は man してください。
エディタで一覧を確認しながら記述するのは難しいので、ツールに頼りましょう。 ここではufedを使います。
# emerge ufed
ufed はグラフィカルな USE フラグの設定ツール。 表示される項目を読んで、必要と思うものをチェックすればいいだけ。
X 上で動かしたいなら、GentooLinux Newsletter 20041213 号にあるように、profuseの利用もいいでしょう。
これらの変更は、今までにコンパイルしたものにはなんら意味をなさないのです。 反映させるには再コンパイルしましょう。 portage-2.0.51 以降なら--newuseオプションを使えばまとめて面倒見てくれます。
# emerge --newuse -pv world
既にインストールされたものが、どの USE フラグを有効にしてたかを調べるには、equery を使います。 今までは etcat を使ってたのですが、equery を使うことが勧められています。
equery は gentoolkit に含まれています。なければインストールしましょう。
以下の "hogehoge" を調べたいものにすれば、結果が表示されます。
# equery uses hogehoge
equery uses の実行画面のキャプチャ画像(実行したのは etcat -u ですが、出力に差異は無いようです)
groff を 1.19 以上にすると、block されて manpages-ja が入れられません。
/usr/portage/distfiles に置かれる。よそから持ってきたものはここに置いておく。
必要なものは適当に CD を焼いたり、どう考えても古いモノは消していってもいいかも。
ごくまれにですが、emerge してファイルを落とそうとしても、どこからも落とせないことがあります。 しばらく待てば充分に行き渡ると思いますが、待てない場合や、 ダウンロード出来るけどなんだよ、10kb/s って! と文句をつけたくなるかもしれません。
よく考えたらソースは色んなところで配られている tar 玉ファイル。 と言うわけで emerge する前によそから落として /usr/portage/distfilesに置けばいいかと。
ファイルの MD5 値が違う場合はインストールされません。
最適化オプションや、USE フラグを見直して、再コンパイル。 最適化オプションは "-O2" ぐらいで我慢してみる。 だめなら諦め。
サービスと同じ扱いになってる
# rc-update add numlock default
やめるときは、多分addをdelに変えればいいと思う。 X 起動時に NumLock を有効にするなら、numlockxと言うソフトがあるので、それを使う。 numlockx は、NumLock が無効なら有効にしてくれるプログラム。 もちろん、LEDもちゃんと光ってくれます。これで問題ないですね。
あとは、$HOME/.xinitrcに以下の記述をする。
/usr/X11R6/bin/numlockx &
KDE だけを使ってるなら、コントロールセンターから有効にできるから問題ないです ( Gentoo Linux FAQより )
本家の The Fresh Ebuilds を見るとか、Gentoo 航海日誌も見ましょう。
入出力周りのパフォーマンスが改善する hdparm。 設定ファイルは、/etc/conf.d/hdparm に。 詳細はネットで調べるか man でよく調べること。 よく調べないで使うと、固まったりドライブが逝去したりするらしいので、ほどほどに。
とりあえず、The Gentoo Framebuffer, Bootsplash & Grubsplash How-To や HOWTO Framebuffer:Bootsplash:Grubsplash - Gentoo Linux Wiki を参考に。
終わったら、フレームバッファでもプログラムが動くように、USE フラグを変更しておきましょう。 その後フレームバッファに対応ソフトをなどを再コンパイルすると、 フレームバッファ上で、テレビや動画が見られます。 コマンド名は fb で始まるものが多いようです。